嘔吐下痢をともなう風邪(感染性胃腸炎)

全国的に嘔吐下痢をともなう風邪が流行しておりますが、グローバルでも徐々に感染する児童が増えて参りました。 園ではオモチャやボールプールなどの除菌清掃やフロアのスチームクリーンをして感染拡大を防ぐよう務めておりますので、皆様も各ご家庭で手洗いやうがいの徹底、そして嘔吐下痢の症状があった場合は直ぐに病院で受診し、感染が拡大しないようにきちんと登園停止期間(医師の判断だけではなく、他の児童へ感染を拡大しないために個人のモラルや常識の中で登園を自粛する期間)を持って下さい。

嘔吐下痢を引き起こしている原因(ノロウイルスなど)をはっきりさせるには電子顕微鏡を用いて糞便や嘔吐物を調べたり、酵素を用いたスクリーニング検査などを行うそうですが、検査費が高額であるため、どのようなウイルスが原因だとしても一般の内科の外来で診断確定のために検査をすることは、ほとんどなく、これといった抗ウイルス剤などもないので ただ「胃腸にくる風邪」「胃腸炎」「感染性胃腸炎」などとだけ診断され、脱水症状にならないようにスポーツドリンクなどを摂取しつつ しっかりと身体を休め、症状が軽快するまで登園を自粛するように言われてお終いという流れが一般的です。
ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎は発症から1週間程度は感染力が続き、特に発症後3日間に関しては感染力が非常に強いにもかかわらず、インフルエンザなどのように法律で出席停止期間は定められておらず、中には「とりあえず症状が軽快したら登園していいよ」くらいの曖昧な対応をし、発症から1日か2日ていどで治癒証明や登園許可証も求められたら直ぐに書いてしまう医師もたくさんいらっしゃいます。
本来であれば万全を期し、他の園児への感染拡大を防ぐ、もしくは緩和するためには感染後5日から1週間ていどは自宅で安静にする事が望まれますが、お仕事をされていらっしゃる皆様はその日数をお休みするのが難しいのもよく理解しております。しかし、それが感染の拡大の原因に繋がっておりますので、他の保護者の皆様への最大限の配慮と思いやり、そして努力をどうかお願い申し上げます。