インフルエンザの検査方法は綿棒で喉や鼻の粘膜をこすり、組織や分泌物からウイルスを検出する方法が主流ですが、発熱直後に検査をすると、のどや鼻の粘膜に付着したインフルエンザウイルスの量がまだ少なく、実際にはインフルエンザにかかっている場合であっても正確な判断ができず陰性となることが多々あります。
実際にはインフルエンザの陽性であっても検査を早いタイミングで受けて陰性と結果が出てしまい、熱が下がってもまだ十分に感染力のある状態で再登園して他のお子様に知らず知らずのうちに感染を広めてしまう等といった事が保育園や学校ではよくあることですので、強い悪寒を感じる場合や体温上昇が激しすぎる場合、そのほか、意識障害などの症状がなければ、最初に症状が出始めてから早くても12時間以上待ってから検査を受けるようにして下さい。 しかし保護者の皆様から見て「おそらく発症したであろう」と思われるタイミングが間違っていたり、多少ずれている可能性もありますので、できれば24時間後を目安に医療機関を受診して下さい。よろしくお願い致します。